日韓クラブチャンピオンシップ KIA(韓国)-巨人(日本)

【ゲームスコア】

巨000001701 9
K100020001 4
[勝]野間口
[S]オビスポ
[敗]郭正哲
[本]小笠原1号(梁弦種・6回)、阿部1号3ラン(郭正哲・7回)

【巨人】ゴンザレス、内海、野間口、オビスポ―阿部
【KIA】梁弦種、孫詠敏、郭正哲、鄭用雲、李大振、劉東勳―車一木

【試合経過】

  • プロ野球の日本シリーズと韓国シリーズ覇者が対戦する日韓クラブチャンピオンシップは14日、長崎県営野球場で行われ、7年ぶり日本一の巨人が韓国王者のKIAに9−4で逆転勝ちした。
  • 巨人は3点リードを許したが、六回に小笠原のソロで追い上げ、七回に阿部の3ランで逆転。さらにラミレス、亀井らの適時打で一挙7点を奪って試合を決定付けた。
  • 昨年まで行われた日本、韓国、中国、台湾の優勝チームによるアジアシリーズに代わり、日韓王者が対戦し、日本は同シリーズから5回連続で王座に就いた。 

【雑感】

  • 勝って当たり前(得るものもあまり無いw)の試合だったが逆転で圧勝。2番手内海が追加点を取られたときはまずいなという雰囲気だったが小笠原のソロムランで少し流れを引き戻したといったところか。後はお得意の津波が如く襲い掛かる猛打で完全に巨人のゲームになった。
  • ただやはり今回のポストシーズンでこのチームの課題は明白となったわけだ。対左投手対策。そして日本人先発投手。これに尽きる。その為にも来年は坂本、亀井さん、松本らの若手の更なる成長。そして長野、中井、大田ら含めまだ見ぬ新戦力の台頭が待たれるところだ。投手の方も内海がいい加減ピシッとしてくれなくては困る。リリーフ陣や外国人トリオはともかくとして、東野は飛躍の年にしなくてはいけないし、他の若手投手も土本、中里などの新戦力の加入でけつに火が点いているだろう。3連覇、日本一と来たがまだまだやることは沢山ありそう。原監督のやりたいチーム作りも来年から更に進みそうだし、来季も楽しみが尽きることは無さそうだ。清六とチューさんで平気なんかなぁ…心配も尽きなさそうではある(苦笑)
  • まあ何はともあれこれでアジアシリーズから続く日本勢優勝記録も途絶えさせずに済んだし言うことなし。巨人としての野球も今日が最後。あとはしばらく英気を養って来年に備えてください。
  • 【今日のMGP】野間口:2番手内海の乱調の後を継ぎ1回1/3をシャットアウト。結果的にその後にチームは大逆転ということで流れを引き戻すピッチング。何度も何度も口酸っぱく言っているがこれをもっと大事な場面でやってくれ、野間口はそれに尽きる。今年最後のMGPは野間口か…微妙なラインの選手が来たもんだ(笑)