オープン戦(京セラドーム大阪)

  • 主導権を握りながらも救援陣炎上で逆転負け。まあ打たれたのが主力のマイケルじゃないから良かった。とりあえずこれで古川とオビちゃんは脱落かな。オープン戦勝てないのは毎年の事だから別に構わないけど、来週入って辺りからはそろそろ勝ち負けを意識してやってもらいたい。
  • 栂野が6回無失点でローテ入りへ前進。…が、結果は素晴らしかったものの投げている球を見た感じでは、シーズンが始まりトップギアに持ってきた打者相手に通用するのかどうかは正直微妙な内容だった気がする(正直この時期のローズやカブレラではある意味1軍を懸けてガムシャラに向かってくる若手の方が動きが良い)。特に気になったのがスピード。まだ3月ということを考慮しても年々遅くなってきているてのが気になる。新日石時代は常時145前後の直球を放るという評価、186cm89kgという投手として申し分無い体格を持ち合わしているのにも関わらずプロに入ってからは殆どが140前後。まあアマ時代の最高球速なんてものは当てにならないは今に始まったことではないからアレなんだけど(命名:最速詐欺)、縦に割れる緩いカーブやチェンジアップ、スライダーと色々と投げ分けられるだけにもう少し直球をどうにかしないとただの器用貧乏になりかねない。制球力もバタバタし始めるとやや大雑把になるタイプだけに尚更。なんと言うか色々ともっさりした投手…何かが何とかなればローテを任せられそうな雰囲気は持ち合わせてはいるんだが…。でも若手は何よりも結果が求められているのが実際の所なので前進したことだけは確実と言える。
  • 脇谷。相変わらず信用は出来ないけど結構球際強くなってきてるかも?あとは対サウスポー。アルフォンゾがセカンド微妙な所なので今度こそ脇谷ら若手はチャンスを掴み取りたいぞ。が、ところがどっこいキムタクの壁は厚く高かったりするのである。どうなるセカンド争い。
  • 尚広が1軍合流。ヒットは無かったものの普通にプレーしていたので一安心。ただ本人もわかってはいるだろうが松本と工藤がアピールしているので悠長には構えてられない。
  • スンちゃん今年はやってくれるのか?今年も打線は5番がキーだぞ。
  • オリのクリンナップもなかなか凶悪。大村、坂口と1,2番に足を使える選手、下位打線に後藤など勝負強い打者がいるのでかなりバランスの良い打線だ。あえてフェルを6,7番に置くのもありかも。不安の守備力も攻撃力がそれを上回るだろうな。怖さで言えば巨人の小笠原、ラミ、スンより上だわ(苦笑)去年二桁勝った4人がこけずに、更に平野、岸田が復活すれば一気に優勝筆頭候補の完成じゃないか…
  • と言いつつもそう簡単には行かないのが野球なんだろうけど。実際去年のシーズン前にグライ(15勝)、上原、内海(12勝)、ヒサノリ、木佐貫(10勝)、金刃+野間口(計10勝)なんてアホくさい青写真を描いていた人がいるからね。まあ俺なんだが。*1

*1:結果:グライ(17勝)、内海(12勝)、ヒサノリ(8勝)、上原、木佐貫(6勝)、野間口(2勝)、金刃(0勝) これはひどい