WBC東京ラウンド 日本-韓国(東京ドーム)

【ゲームスコア】

韓000100000 1
日000000000 0
[勝]奉重根 1勝
[S]林昌勇 1S
[敗]岩隈 1敗

【韓国】奉重根、鄭現旭、柳賢振、林昌勇―朴勍完
【日本】岩隈、杉内、馬原、ダルビッシュ、山口、藤川―城島

【試合経過】

  • 第2回WBCは9日、東京ドームで1次ラウンドA組の1位決定戦を行い、2連勝で2次ラウンド進出を決めた初代王者の日本は0―1で韓国に敗れた。日本は初黒星で同組2位、韓国が同組1位となった。
  • 岩隈は4回、無死一、二塁のピンチを招くと、4番・金泰均に左線適時打を許し、先制された。その裏、日本は1死三塁のチャンスを作ったが、4番・村田、5番・稲葉がともに倒れた。
  • 8回にはイチローが1死から中前安打で出塁すると、中島が投前犠打で得点圏に送るも、青木は投ゴロに終わった。

【雑感】

  • 点取られた場面。もう少しライン際に詰めて欲しかった。上手いサードだったらどうなっていただろうか…
  • 打たなきゃ野球ってのは始まらないんだけどな。いつも持て囃されるスモールベースボールに抱いていたモヤモヤが色濃く浮き出た感じだった。実際単打3本とホームラン1本ってどっちの方が出る確率高いのかな?
  • でも韓国の投手全員良かった。日本にはあまりいない投げ下ろすタイプの投手で、尚且つみんな球が速かった。完全に力(パワー)負け。それでも唯一の絶好のチャンスだった場面、最低でも犠牲フライの所で4番がファーストフライじゃ…何の為にデカイ体してんの?長打を打つためでしょ?
  • 8回の中島バントも物議を醸しそうだな。次の打者が得点圏のダメさに定評がある青木だったことを考えるとちょっとアレな采配だったのだろうけど、何とも言えない。あそこで青木が打ってればドンピシャだったわけだし。個人的には結局ベンチの采配というものは野球においてあくまで付加価値に過ぎないのでは?という考えに最近に辿りついたんだけど、こんな感じの考え方って少数派なのかなぁ…まあ全部の采配がそういうわけではないし、その付加価値が勝負を決める場合もある。
  • 一番わかりやすい例えを言うと、巨人が一昨年のリーグ優勝決めた時の1アウト1塁で5番二岡(この年は打撃好調)に送りバントをさせて2アウト2塁から矢野、清水の2者連続ボテボテ内野安打でサヨナラ決めた試合。あれなんて典型的な采配の妙と言うか何と言うか。あの試合も負けてたら糞采配だったんだろうけど、今じゃ結構名采配なんて言われることもある。要するに勝てないからいけないんだろうな。勝てば過程に関してはある程度目を瞑ってくれる訳だし。
  • まあごちゃごちゃ言ったけど、何が言いたいかというとスラッガーもっと頑張れ。あと岩村を外せ。阿部をDHで出せ。そして原監督始め選手を信じて応援しよう。あまり叩いてやってくれるな。つまりはそういうこと(投げっ放し)