日本シリーズ 巨人-西武7回戦(東京ドーム)

【ゲームスコア】

巨人3勝4敗
=全対戦終了=
西000010020 3
巨110000000 2
[勝]星野 3試合1勝
[S]グラマン 2試合2S
[敗]越智 5試合1勝1敗
[本]ボカチカ1号(内海・5回)、坂本1号(西口・2回)

【西武】西口、石井一、涌井、星野、グラマン―銀仁朗、野田
【巨人】内海、西村健、越智、豊田―鶴岡、加藤

【試合経過】

  • 西武は1−2の8回1死三塁、中島の三塁ゴロで同点に追いつくと、2連続四球のあと平尾博嗣の中前適時打で逆転に成功。先発の西口から石井一―涌井―星野―グラマンのパーフェクトリレーで原巨人を振り切りった。対戦成績を4勝3敗とした西武は、2004年以来4年ぶり13度目(前身の西鉄時代を含む)の日本一を達成した。
  • 巨人は1回、1死満塁で西口の暴投の間に、木村拓也内野手が生還し先制。2回は先頭の坂本勇人内野手がカウント0―2からの3球目。真ん中に来た直球を強く叩くと、ボールはそのままレフトスタンドへ吸い込まれた。
  • 越智は8回に、先頭の片岡に死球を与えると、すかさず二塁へ盗塁を決められ、栗山の一犠打で三塁へ進まれた。中島の三塁ゴロの間に、片岡がホームへ突入し生還。無安打で同点に追いつかれると、さらに中村、野田に四球を出し、絶体絶命のピンチで平尾にフルカウントからの6球目、外角の変化球を中前に弾き返され逆転を許した。
  • 巨人打線は3回から西武の投手リレーに翻弄され、チャンスらしいチャンスさえ作らせてもらえず。自軍投手陣を援護出来なかった。
  • 巨人の21度目の日本一は来シーズンに持ち越しとなった。

【雑感】

  • 今シーズン巨人の屋台骨を支えてきた越智が打たれ、オガラミも不発。そうなるとこれはもう仕方が無い。選手のみなさんお疲れ様でした。今年も良いもの見せてもらった。…と言いたいし、実際にそう思ってはいるけど、あまりにも悔いが残る野球(継投、サインプレー、配球、狙い球…等々で)をしすぎてしまったのも事実。もう今は何も考えられないという気持ちも強い。正直今は顔も見たくないという選手も何人かいる。
  • 何と言うか、本音と建前が交錯して頭がパンクしそう。ごめんね原監督、こんなファンで…
  • 後日色々振り返る…かも