巨人-ロッテ4回戦(東京ドーム)

【ゲームスコア】

巨人1勝1敗2分
=対戦終了=
ロ100001232 9
巨100000030 4
[勝]清水直 10試合3勝3敗
[敗]内海 12試合2勝5敗
[本]西岡5号(内海・1回)、竹原2号(内海・6回)、井口11号(東野・8回)、今江4号2ラン(東野・8回)、亀井7号2ラン(伊藤・8回)、阿部11号(伊藤・8回)

【ロッテ】清水直、伊藤、シコースキー―里崎
【巨人】内海、東野、オビスポ、木村正、深田、野間口―鶴岡

【試合経過】

  • ロッテが打ち勝ち、連敗を3で止めた。同点の六回、竹原のソロで勝ち越すと、その後も竹原の2点二塁打、井口のソロ、今江の2ランなどで突き放した。
  • 清水は7回1失点の好投で3勝目。
  • 巨人は一発攻勢で追い上げたが、及ばなかった。
  • プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は21日、6試合を行って全日程を終了し、対戦成績でセ・リーグが70勝67敗7分けとして5年目で初めて勝ち越した。
    • 最終順位は(1)ソフトバンク(2)ヤクルト(3)広島(4)中日(5)巨人(6)日本ハム(7)西武(8)ロッテ(9)阪神(10)楽天(11)オリックス(12)横浜だった。
    • セ、パのリーグ戦はともに26日に再開する。

【雑感】

  • 終盤の継投、何であんなになったんだ。誰か野球脳が悪い自分にも判るように説明してくれ。東野を中継ぎで出した事とか、キムショー2-1まで行って何故か深田に交代とか、ちょっと理解に苦しむベンチワークが目立った。
  • まあでもなかなか登板機会に恵まれなかった若手リリーフ陣ではあるが、オビ以外全員壊滅というのも情けない話。結局結果を残せない若手投手ってのは皆総じてコントロールが悪いってのが共通点。ここら辺しっかり考えて改善していかないと。
  • あーやってビハインドで結果を残せないとベンチが越智山口豊田に依存していき、その他のリリーフの調整が難しくなり結果また打たれる。そうすると越智山口豊田への依存が更に強まり他のリリーフの出番が無くなり…の悪循環。
  • 内海も内海で2アウトから今江にヒットはともかく清水直までに打たれてピンチを広げて降板なんてもっての他。今日も無援護だったとはいえあそこは投げきらなぁイカン。色々な面においてまだまだ薄い、甘い、軽い。
  • あ、大田はあんなもんでしょ。一回でもバットに当れば良いかなとは思っていたけどそう甘くはない。
  • 【今日のMGP】亀井:余裕の継投に入ったロッテに意地の2ラン。一塁、本当に入っちゃったねぇ…あくまで結果論だが一塁練習始めた辺りから打撃崩れてったんだよな。
    • 交流戦終了。トータルの星取りを見れば12勝9敗3分と想定したものより上々の結果。5月終盤から6月頭にかけての引き分けが3つというのも見ていてゲッソリとはしたが、この引き分けというのは同一リーグ相手の引き分けとは意味合いが違ってくるので後々地味に大きくなるかもしれない。あと岩隈、ダル、涌井、杉内、和田のパを代表する5投手相手に4勝1敗で乗り切ったという事自体は誇って良いことだろう。
    • ただ、やはり全体を通して見ると良い試合運びをしたという印象はあまりしない。クルーン、マイケル離脱に風神雷神の酷使や今も尚完全に解決したとは言えない打撃陣の低空飛行などちょっとリーグ戦明けに不安を残す事柄もチラホラと。打撃陣に関してはリーグ戦再開で風が変わってくれれば良いんだけど…
    • 越智山口豊田に次ぐリリーフの確立が今後の課題。ここら辺投手陣の上げ下げによる再編成や、最悪トレードなども考えておくのも選択肢の1つかもしれない。
    • 先発ローテもどうなるか。個人的には現行のグライ、ゴンザ、内海、ヒサノリ、東野に加えて、ファームで先発調整を続けている福ちゃんをもう一度昇格させて6人で回すのが理想的。交流戦のローテ再編の煽りを受けリリーフ転向しそこで滅多打ち喰らって降格したもののそれまでは先発で結構良い感じだったし、一応今日ちゃんと下で先発して結果残しているのでもう一度先発で見てみたい。あと木佐貫もやっと下で結果残したみたいだしもう何度か良かったら上げてみるのもありかもしれない。