オープン戦(東京ドーム)

  • 巨人 6−4 ロッテ
    • 【投手リレー】内海、栂野、藤田、越智―阿部、星
  • 一ヶ月に渡って繰り広げられてきたオープン戦も本日で終了。戦績は8勝11敗で8位。WBCの強化試合の4試合3勝1敗を入れればトータルで11勝12敗と、まあこんなもんだろう。WBC組が不在だったものの各自課題収穫がたくさんあった充実したオープン戦だったのでは。
  • 内海。6回4失点でまあ大体予想通りの結果。むしろ5回までは予想以上の無難ぷりだった。先日の西武戦の涌井もそうだったがやはり実戦から遠ざかっていた分60球前後から球が上ずり始めて、6回は見ての通りといった内容だった。たぶん球が上ずり始めるのは本人も首脳陣も織り込み済みだったはずだし、それに去年の悪癖であった四球から崩れるというパターンではなかったので、この4失点だったこと自体には問題なしだろう。開幕直後は少し苦しむかもしれないけど、たぶんそんなに心配する必要はなさそう。課題である直球の走りもガンでは140超えはあまり無かったものの、数字以上のキレがある感じがして良かった。やはり3年連続2桁勝利の成績は伊達ではなく投球術は近い世代の若手とは比べ物にならない巧さ。今年はホップ、ステップ、ジャンプのジャンプの年。仮免エースから真のエースへ。
  • ただ6回キャッチャーが星に変わった直後で3失点ということで、星の首脳陣の印象は良くなかったかもしれない(配球に関しては注目してみてなかったので何とも言えないけど)。強肩だし打撃は鶴岡やカトケンより良さそうなだけに後はインサイドワークで結果を残せば第2捕手定着も簡単に出来るんだけどな…
  • 打線は昨日に引き続いて上々。足を絡めた一発攻勢(一見矛盾した感じの言葉だが)というジャイアンツの豊富な戦力があってこその理想の攻撃が出来ている。ここにミドルベースボールと命名しよう。ヤクルトとか広島程は走れる選手が揃っている訳ではないけどあのクリンナップならあれだけ走れれば十分。チーム盗塁数が勝負なのではなく、いかに大事な時に機動力を発揮できるかが重要。まあアルフォンゾが6番に入るとちょっと下位打線がだぶつき気味かなという印象はあるが。
  • 原監督のインタビューから行くとやはり今日の打順が開幕オーダーっぽいね。まだ2試合目で言うのもあれだけど、思いの他1番亀井2番鈴木がしっくり来てるかもね。後は亀井は状況に応じた打撃が課題かな。この1,2番だと悪い時は淡白な攻撃になってしまうかもしれないというのが今の所の不安点。でもそれ以上に大きな可能性を秘めた1,2番でもある。
  • 栂野が今日リリーフってことはローテ当確ということで良いのだろうか?先日の西武戦で木佐貫とゴンが脱落、今日のイースタンで野間口はイマイチとなると尚更。残りは福ちゃんなんだろうか…
  • 今年の日テレ野球中継のテーマソング、テンション上がる感じでなかなか良いね。去年のマライアは最悪だったからなwあと地上波CMのは色々な選手が出演。確認できたのは原監督、小笠原、ラミレス、坂本、内海、阿部、山口&越智、キムタク&大道、亀井&尚広となかなか良いチョイス。中でも山口&越智のCMは酷かったwまず山口の大根演技(「元気を日本に(棒読み)」)で始まり越智のチンピラ風演技(怖い顔でドスを効かせながら「プロ野球!」)で落とすという2段構え。録画しとけば良かったわw