11月27日 坂本、鈴木尚ら7選手が更改。高橋尚は保留

金額は推定

  • (育)籾山幸徳(23) 300(△60)
  • (育)大抜亮祐(20) 240(±0)
  • (育)西村優希(19) 〃
  • (育)佐藤弘祐(22) 〃
  • (育)谷内田敦士(18) 〃

育成選手は事前に自由契約になった選手以外は現状維持で更改。籾山のみ微増となった。

鈴木は50%アップで更改。今季は夏場から1番センターに定着し逆転優勝に貢献したのが評価された格好。来季は144試合スタメンを誓った。
坂本は大幅アップで更改。今季高卒2年目ながら全試合スタメン出場を果たし、日本シリーズではホームランを打つなど飛躍を遂げた1年となった。来季は背番号「6」に変更。今季の成績を全ての面で上回ることが期待される。
鈴木、坂本共に来季は真価を問われる大事な一年となる。

高橋はダウン掲示を不満とし保留。今季は開幕投手を任されながらも前半戦は不調で2軍落ちするなど精彩を欠いたシーズンだった。後半戦は復調し8勝5敗でシーズンを終えたものの、日本シリーズなどここ一番では結果を残せなかったのが響いた格好。
本人の言い分として「リリーフに勝ち星を消されたのもある」とあるが、今季の巨人を象徴するのは間違いなく強力なリリーフ陣であり、少々お門違いな印象もある。加えて投手陣のリーダー格で、かつてリリーフを経験した投手がそういった発言をするのは、今季先発陣の尻拭いをしてきたリリーフ陣に対して些か配慮に欠ける発言であることも否めない。
また23試合(内リリーフ1試合)投げ防御率4点台、規定投球回数未満、完投0、QSが8(36,4%)、ランナーを出した状態で降板した回数が10回と、ダウン掲示からこれ以上年俸を上げる要素がお世辞にもあるとは言えず(数字だけが全てとは言わないが)球団側としては頭の痛い懸案となりそう。

次回交渉は12月4日予定。長期化の可能性も示唆した。