巨人-中日21回戦(東京ドーム)
【ゲームスコア】
巨人15勝6敗
中000030000 3
巨01030010X 5
[勝]オビスポ 13試合5勝1敗
[S]クルーン 46試合1勝3敗27S
[敗]山井 13試合3敗2S
[本]谷繁9号3ラン(オビスポ・5回)、谷11号(山井・2回)、ラミレス30号(山井・4回)【審判図】
- (球)佐々木(一)真鍋(二)有隅(三)渡田
【試合経過】
- 巨人が7連勝でリーグ優勝を決めた。二回に谷の11号で先制し、四回はラミレスの30号などで3点追加。1点差の七回にはラミレスの右前打で突き放した。オビスポは7回3失点で5勝目。越智、クルーンへの継投も決まった。
- 中日は4連敗で2位が確定した。
- 今年は4月11日に単独首位に立ち、一度も譲らない強さを発揮。夏場の中日の追い上げもはね返し、9月1日に23で再点灯したマジックを順調に減らした。過去2年より10試合早い133試合目の優勝決定。
- セのクライマックスシリーズは、10月17日からの第1ステージで中日と3位が対戦。7年ぶりの日本一を目指す巨人は、その勝者と同21日からの第2ステージで日本シリーズ出場を懸けて戦う。
【雑感】
- 決めたぜ三連覇!!!メディアや他チームのファンが(やっかみを込めて)言うほど全てが順調に行ったシーズンではなかったと思うけど、日々怒ったり喜んだり悔しがったりしてきたのは全てはここの為にある。V9以来の三連覇…正に偉業だ。2006年怪我人に泣いた原監督が常々掲げてきた「巧い選手より強い選手」というチーム作りが今年はかなり出来たのではないだろうか。若手、ベテラン、大物、脇役、外国人…全てが一丸となったシーズンだった。世間的にもやっと原監督のやりたいチーム作りみたいなのが理解されてきたのも結構嬉しいもんだ。巨人ファンであることを今日ほど誇りに思った日は無い。まあ11月に更に強くそう思う予定だけどね!=日本一になる。
- とりあえずリーグ三連覇という幾つかある目標の中の一つは達成した。だが原監督も言っていた通りまだ成すべき大望は残っている。去年埼玉に置いてきた忘れ物を奪り戻さないといけないという大望がね。その為にもCSまでの残り1ヶ月、10試合を上手く有効活用してほしいですな。若手起用など試したいことは最初の数試合で試し、残りの半分くらいはちゃんと先を見据えた戦いを。個人成績かかっている選手もあまり気は抜けない10試合になりそうだ。
- ただ胴上げにヨシノブとスンヨプがいなかったのはちょっと寂しかったなぁ。正確にはいなかったこと自体が寂しいのではなくちゃんとチームの中心選手として成績を残せず歓喜の輪の中にいられなかったことが寂しくもあり情けなくもある。一軍昇格した選手は基本参加という雰囲気だったので恐らく辞退したんだろう。残念ながらヨシノブはもうご存知の通り手術でシーズン終了という結果に終わってしまったが、スンヨプはまだチャンスはある。これは勝手な予想だけど原監督が九月になってもスンヨプを昇格させなかったのはポストシーズンの最後の一手として使う為なのではないかと思っている。
- ビールかけ、亀井さんの亀胴着は定番として相変わらず何人か変な格好の選手がいたなw工藤セーラー服>脇谷セーラー服(一昨年)。松本の幼稚園児コスプレはどの層を狙ってるんだwあと久保が原監督に日本酒かけるシーンがリアルなオドオド具合であまり笑えなかったw
- 【今日のMGP】ラミレス:中押しのソロに優勝をぐっと近づける貴重な駄目押しタイムリーと両方とも非常に効果的な一打で優勝決定に貢献。7年連続100打点にもあと一歩。