巨人-ヤクルト17回戦（東京ドーム）
【ゲームスコア】
巨人12勝4敗1分
ヤ０１１００００１００００ ３
巨００００１０００２０００ ３
[本]小笠原28号(ユウキ・6回)
※延長12回規定により引き分け【ヤクルト】ユウキ、松井、李恵践、松岡、高木、鎌田、吉川―相川
【巨人】グライシンガー、山口、越智、木村正、クルーン、豊田、藤田、野間口―鶴岡、加藤、木村拓
【審判図】
- （球）敷田（一）有隅（二）嶋田（三）森
【試合経過】
- 今季リーグ最長の５時間２７分を戦い、引き分けた。ヤクルトは３回までに２点を先行し、７回にも１点を追加。
- 巨人は１―３の９回に小笠原の適時二塁打などで追い付いた。
- 延長戦では両軍の救援陣が踏ん張り、得点を許さなかった。
【雑感】
- 久しぶりのドームでまさかの今シーズン最長試合。ただ野手を全員使いきるなんて甘っちょろい。真の総力戦とは今日みたいな試合のことを言うのだ。何せメインポジション以外のポジションを守る選手が続出するなんてそうないだろｗ
- 9回までの展開を思えば負けなくて良かった、勝ちに等しい引き分けだろう。まあ最初のイニングで4番5番がきっちり仕事をしていればという気もあるけどね。
- 【今日のMGP】木村拓：3番手捕手カトケンの頭部死球（普通あの状況で第3捕手の頭に当てるか…一応大事には至らなさそうな雰囲気だったので一安心ではあるけど…）による負傷退場を受け緊急で10年振りにマスクを被り1イニング3人の投手を好リードで引っ張った。「困った時のキムタク」というのが近年のジャイアンツの定番フレーズではあるし、延長戦入るたびに【捕手キムタク】という話が話題に上るくらいだったが、まさか本当にマスクを被る日が来るとは思わなかった。今日ほど困った時しかもブランク捕手とは思えない落ち着きぶり。特に藤田、野間口への配球は阿部、鶴岡のそれとは明らかに異なる配球で逆に相手が戸惑ったんじゃなかろうか。キャッチングやたら綺麗だし。この乗りで行くと原監督風に言わせる所の危機管理という点において亀井さんの捕手挑戦の日も遠くないでｗ
