バーンサイド残留へ

http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20081223-OHT1T00011.htm

バンサイ残留キター。

お気に入りの選手だったりするので結構嬉しかったり。
何て言うかあの誠実そうな雰囲気とかが良いんだよな。あと外国人ながらシーズン途中でコーチからスローカーブを教わったりするなどの勤勉さもグッド。


それにあの壊滅状態だった5月半ばから出てきて先発として5勝挙げたのは普通に貢献度高い。獲った時は使う機会あんの?と思われていたが、同時期にいなくなった木佐貫と合わせれば11勝した訳だし、チーム三番目の勝ち投手と考えればかなりお得感がある。これを予期していたなら編成は先見の明があったということになるね。


来季はラミレスが外国人枠無しになるので、キャンプ、オープン戦で上手くアピールできれば1軍定着もありえる。問題は使い方か。今季と同じく先発で行くのか、それとも本来のスタイルと言われる中継ぎで行くのか。先発での課題は6回以上投げるスタミナが第一の課題はもう言わずもがななんだけど、本来のスタイルと言われるリリーフで使うのにも少し引っかかる点があるんだよな。それは奪三振率の低さ。空振りが取れるというのがリリーフの第一条件なんだけど、今季の奪三振率が5,64(75回投げて47)とお世辞にも高いとは言えない。ていうか低い。ちなみに主な先発陣では内海が7,53、グライシンガーが7,30、リリーフ陣がクルーンが13,43、越智が12,80。
ストレートはMAXが140中盤、常時140前後で球種は横滑り型のスライダー、チェンジアップ、そしてスローカーブは誤魔化し球。サイド気味の横滑り型のスライダーを持ってるからもう少し三振を取れても良いと思うんだけどなぁ…何かが足りなんだろうな。まぁもう少し長いイニングが投げられるようになっちゃえば先発で使うことになるから三振とかはあんまり気にしなくて良いんだけど。
ここら辺は投手コーチの腕の見せ所でしょう。


しかし来季の先発ローテは内海、グライ、ヒサノリがほぼ決まり。グライが中5日で行くだろうから、そうするとローテは5人制になるのか。となると残り2枠を争う格好になるのね。東野、木佐貫、野間口、金刃、西村、久保、バンサイ、栂野、第三の男…と、熾烈だなー。しかもリリーフ陣の陣容を見る限りローテ争いに負けた投手≠中継ぎだからね。
まあ高いレベルで争ってくれれば原監督もニンマリ顔だろう。俺もニンマリ。上原は抜け、グリンも何とか言う韓国人も結局逃しちゃったからね(グリンは俺が勝手に獲得を推してただけだけど。実際に巨人が動いているというニュースは殆ど無かった。あってもゲンダイ(笑)だけ)。本当に若手投手が頑張ってくれないと。
でも個人的な考えとしては今から新外国人を獲るのも十分有り。支配下が63はさすがに少ない…現実的に考えて育成選手7人も支配下にするのもまず不可能だろうし…。