巨人-横浜19回戦(東京ドーム)

【ゲームスコア】

巨人14勝4敗1分
横100000000 1
巨40002100X 7
[勝]上原 20試合3勝4敗1S
[敗]ウィリアムス 7試合2勝2敗
[本]小笠原26号2ラン(ウィリアムス・1回)、ラミレス34号(ウィリアムス・1回)、谷8号(ウィリアムス・1回)

【横浜】ウィリアムス、真田、牛田、山北、吉見、寺原―武山
【巨人】上原、東野、山口、林―阿部、加藤

【試合経過】

  • 巨人の先発、上原浩治投手は1回、3安打を浴び1点を失ったが。その後、要所を締め5回を7安打1失点の力投で2シーズンぶりの先発での勝利で今季3勝目を挙げた。打線は1回、小笠原、ラミレス、谷の3者連続本塁打で4点を奪い主導権を握った。その後も着々と得点を重ねた巨人は横浜を3タテし連勝を4に伸ばした。
  • クライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバー「27」が初点灯。マジック対象チームのうち、最上位の中日が残り33試合に全勝しても、巨人が中日以外のチームに全勝すれば最終勝率で中日を上回り、3位以内が確定する。
  • 横浜先発のウィリアムスは1回に3者連続本塁打を許し、試合を壊した。大矢監督は「(今季の登板は)もう厳しいんじゃないか。あした(フロントと)話し合う」と話し、外国人左腕の戦力外を示唆した。

【雑感】

  • 手放しでは喜べない内容だった。でも、やっぱり嬉しい。上原が先発で久しぶりの勝ちを収めたって事は。新聞を見た時は寝耳に水だったし、不安半分、期待半分だった。上原で勝てたということはチームにとっても大きいだろうし、上原にとっても残りの1ヶ月を戦っていくにあたって大きいものになったはず。
  • 初回速攻で先制され、なお2アウト2塁のピンチ。吉村のセンターへ抜けるかと思われた打球を坂本が何とか止めたのは大きかった。あれが抜けて2点目が入っていたら逆のスコアになってたかもしれない。他にも5回の谷―キムタクのカットプレー(まぁあれは仁志の暴走だろうけどw)も上原を救った。そして打線の援護。勇気を貰っただろう。上原を勝たせたい、上原も打線の援護に報いたいという気持ちが感じられて良かった。そして目についたのが、今まで遊び(オールスターなどの時のみ)にしか使ってなかったカーブを使っていたこと。他にも最近では放ってなかったスライダーも交えて、とにかく懇切丁寧に投げてたのが印象的だった。こういうモデルチェンジをする時期が来たのかもしれない。まぁそれでも3回くらいからストレートが走り始め、フォークで空振りを取れていたんだけども。とりあえず果たした先発での勝利。次は上原が打線を勇気付け、長いイニングを投げて勝ってほしい。
  • 「解説・桑田」がとても良い感じ。ボール球を使っていかに抑えるか、バッテリー間の話はとても為になりました。あと自分が晩年一緒にプレーしていた東野が投げていた時はとても熱心な解説で良かったです。どこぞのバカ解説とは大違いで聞いていて飽きない素晴らしい解説でしたよ。水野×桑田、この組み合わせはなかなか良いかもしれん。二人とも理路整然と解説するし。余談だけど中畑は解説云々というより、この人が来ると結構勝つんだよなw堀内×江川だと負けるんだけど(苦笑)
  • 上原の後を継いだ東野が結構長く投げてくれたので、越智を休ます事が出来た。出来れば3イニング締めて欲しかったけど、山口もワンポイント1球でしとめたし問題無し。とにかくこういう楽勝展開の時は、最低でも越智と山口両方投げるなどいったことは避けたいからね。
  • とりあえず最低限の条件である3タテはクリアした。結果的に1ゲーム差しか縮められなかったが、後は明日からの甲子園直接対決3番勝負でもうヤルしかない。奴さんはまだまだ余裕と思っているだろうが、こちらとしては剣ヶ峰だ。負けんな、頑張れジャイアンツ。

【明日の予想先発】

巨人:?(中四日でグライシンガーか今日ベンチ入りしてなかった金刃?ヒサノリは今日ベンチ入りしてたから3連戦での先発は無さそう)
阪神下柳剛(わざわざスライドさせてまで巨人戦に当ててきてるだけに、こいつは叩きたいところ)