GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- #13(終)「そしてピノッキオは人間に」

クリスティアーノの元へ向かったピノッキオを救うため、フランカとフランコクリスティアーノ邸に向かう。
屋敷ではすでにトリエラとピノッキオの激しい攻防が始まっていた。劣勢に立たされたトリエラに、モンタルチーノで奪った銃で銃弾を浴びせるピノッキオ。激しい怒りに奮い立たされ、再びピノッキオに挑むトリエラ。
その頃逃亡を図るクリスティアーノは、ジャン・リコ組に襲撃され捕らえられてしまう。だが、間一髪でフランカ・フランコの車が到着し、クリスティアーノを奪還。生死をかけた彼らの戦いは、哀しきクライマックスへと向かっていく……。

トリエラ対ピノッキオ、クライマックス。

作画的にもよく頑張っていたとは思うけど、規制対策なのか画面をぼやけさせていたせいで何が起こっているのかよくわからなかった(苦笑)
最後のヒルシャーがトリエラを抱きしめるシーンは、やっぱり原作通りにやって欲しかったかなぁ…。キャラデザと相まってか義体の少女達の痛々しさというか、作品の重苦しさがイマイチ伝わってこなかった。まぁそこを突っ込み始めたらキリがないんだが。
物語的には原作もそうなんだけど、義体の弱点である眼を突かれてよく死ななかったよね。ここら辺ってなんか伏線だったっけ?
それにしてもエッタ・ジョゼ組は最後まで空気だったなぁ(苦笑)

全体。
放送当初がネタアニメ級評価だったのに加え、一期との雰囲気の圧倒的な違いにやや不安な気持ちで見始めたものの、中盤辺りからは慣れ始めて十分見られた作品だったかと。
原作もそうだけど、オムニバス形式で各キャラを何とか1クールに詰め込む感じで進んでいったので、話があっちへ行ったりこっちへ行ってしまった印象。一気に読み進めることが出来る漫画ならそれでも良いんだろうけど、一週間間が空くテレビアニメだとちょっと辛かったかも。
中盤までに各義体の話をやって、中盤からは一気にトリエラとピノッキオの話をやってしまっても良かったかもしれない。

そんなこんなでとりあえず一区切りとなったガンスリ。あとは原作がもっと進むなり一区切り付いたら3期も期待したいかなぁ(ていうか原作10巻マダー?)。まぁ望み薄だろうけど。どちらにせよ今度は原作者はあまり出しゃばらない方が良いかもね(汗)

と公式見に行ったらOVA化のニュースがw
原作6巻の第一部最後のお話(この話の次はペトラ編に入ってる)が映像化するようで。ジャンさんが色々大変な事になってしまってる話か。OVAだし期待していいのかしらね。まぁ買わないが(ぉ